ぎっくり腰で来院のはずが・・実は
こんにちは北九州市八幡西区くわはら和合整体院院長の桒原です。
早いものでもう年が明けて一か月がたちました。
今日はぎっくり腰で年末に来院した患者様の事でお話し致します。
この患者様は80代の女性の方で年末にぎっくり腰になったと言われて来院されました。
当初歩行も困難で付き添いの方と来られて話を聞いてみれば年末に物を取ろうとして台から落ちて尻もちをついたようなんです。
その時の痛みから一週間くらい寝たきりで生活していたら腰が段々と痛くなり起き上がりや歩行にまで支障が出るようになったそうなんです。
整形外科で診察を受けるも骨は異常なしと言われ痛み止めの薬を出されたようですがこれがまた効かないらしく当院をホームページでみかけて来院されました。
痛みは当初腰椎の四番、五番くらいの左側にあり、最初の施術で筋肉の緊張をとり、施術後には左側の腰の痛みがほぼ無くなっていて立ち上がりや歩行も楽になり喜ばれました
自分的にはぎっくり腰では無く、台から落ちた時の痛みを庇って生活していたから出来た身体の歪みからか、一週間寝込んでて筋肉が弱ったのが原因で左の腰に痛みが出たものと思いました。
しかし施術の後半から腰の右側に違和感があると言いわれましたから、じゃあ近いうちにもう一度施術を受けに来てくださいと伝え初日を終えました。
そして三日後来院された時には右側の痛みが強く坐骨神経痛のような症状がでていました。
この痛みが全くとれず僕は悩みました、仙腸関節から臀部そして下肢にも痛みがあり普通の坐骨神経痛ならどこかに痛みの抜けるポイントがあるのですが、それが全くみつからず、これは整体でどうこうなる問題ではないと判断し整形外科に再度検査をしてもらうよう勧めました。
その日からしばらくたって、この患者様から電話が入りました。もう一度よく検査してみたら仙骨が台から落ちて尻もちをついた時に骨折しておりそれが原因で現在入院しつつリハビリをしているとの事でした。
その患者様に「はじめ行った整形外科が骨折を見つけてくれてればあんな辛い思いする事無かったのに」と言われ
さらに「骨折してたから先生がどんだけ頑張っても治らなかったはずですね、退院したら定期的にメンテナンスで通っていいですか?」といわれたので勿論お待ちしておりますと伝えました。
この仕事をしていれば誰もがぶつかる治らないという悩み、僕達は神様じゃないのでどんな症状でも必ず治せるとは限りません、そこをどう見抜いて患者様の為に一番良い選択を進めてあげるのかが一番大事だと今回改めて思いました。
今現在不調で悩まれてる方、一度くわはら和合整体院に相談してみてください。