姿勢の癖を見つけて改善 股関節痛に悩む患者様の場合
おはようございます。北九州市八幡西区くわはら和合整体院の院長の桒原です。
福岡県はここ二日凄い雨のため各地で被害が出てます。僕の住んでる八幡西区は雨は降ってますが幸い何の被害も今のところはありません。そんな中久し振りにブログを更新します。
今日は最近当院に通院されてる股関節痛のお客様のお話をします。この患者様は半年も前から右足の股関節痛に悩まされており整形外科に行ったとこレントゲンでは異常なしと言われリハビリを受けるも症状は一向に変わらず、病院の先生からは骨盤が歪んでるのが原因と言われその歪みを改善する為に当院に来院されました。
来院された当初検査してみると確かに身体は歪んでいました。そして歩行時に鼠径部の激痛、階段の上り下り、座ったり立ったりした時にもやはり痛みがでる状態でした。
一回目の施術でとりあえず身体の歪みを改善する事にしました。固かった身体も少しは柔らかくなり、出来なかった前屈も出来るようになり、身体も軽くなりました。この状態で様子を見ることにしました。
翌日来院され状況を聞いたとこ全身が軽くなり夜もぐっすり眠れるようにはなったみたいですが鼠径部の痛みは全く変わらないとの事でした。そこでもう一度全身を整えて、今度は股関節の施術に入りました。
まず仰向けに寝てもらってる状態で右足のつま先が内側に倒れており左足のつま先は外側に倒れてました。患者様に横座りをよくしませんか?って聞いてみると横座りをよくするらしく、しかも同じ向きの横座りしかしないとの事でした。そこで一度逆向きの横座りをしてもらうとお尻が浮いて座れない状態でした。
股関節の痛みはこの癖が原因とにらみ、股関節の後方転移、右足の内旋を改善すべき施術をすることにしました。まずは内転筋を緩めさらにストレッチをしていき、その後に股関節を前方に転移させていきます。
そして施術が終わり、先ほどお尻の浮いてた横座りをもう一度してもらうと、お尻が浮かずに座れるようになりました。
その後に立ち上がってもらい歩いてもらいました。しかし長年の癖が強い為、まだ鼠径部に若干の痛みがありました。そこで鼠径部の痛みの出ない歩き方、椅子からの立ち座りの時に注意することなどを伝えて二回目の施術が終了しました。
三回目に当院に来院された時には、あんだけ辛かった鼠径部の痛みは全く無くなり歩行も凄く楽になったとのことでした。
こんな感じで長年の癖、原因もちゃんと患者様に説明し理解してもらう事で早期回復へと繋がっていきます。
不調でお困りの方、いつでもご相談下さい。あなたの癖、不調の原因を追究して早期回復を目指し頑張りましょう。